部の紹介、概要:
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- 野村グループは、グローバル金融サービス・グループとして、世界30ヵ国・地域を超えるグローバル・ネットワークを有しています。
- リスク・マネジメント部門は、収益責任を負うビジネス部門から独立して設置されたグローバルな組織で、リスク管理にかかる方針および規程類の整備と実施、リスク管理にかかるプロセスの構築と運用、リスク管理手法の有効性の検証、担当役員および会議体への報告を行っています。
- ストレス・テスト課では、例外的だが起こりうると考えられる事象をストレス・シナリオとして策定し、そのシナリオが実現したときの当社に対する影響を、市場・信用リスクだけではなくビジネスリスク等の観点からも計測し、経営判断、ポジション管理等に資する情報提供およびリスク管理方法の高度化に取り組んでおります。
- ストレス・テストは各国の多様な規制とも関わっており、自己資本充足性検証などを通じて規制遵守プロセスの一環として用いられるほか、ビジネスの拡大に伴うリスク管理体制強化において重要な役割を担います。
- 東京・ロンドン・インド・米国・シンガポールなどのメンバーで、シナリオ定義・実装・各種リスクの分析報告を行う各チームが構成され、日常的に英語によるグローバル・コミュニケーションを通じて業務を遂行しています。
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担当業務、責務: |
- 野村グループの自己資本規制比率(バーゼル規制比率)やレバレッジ比率は、金融当局や投資家にとって当社の財務健全性を測る重要指標であり、経営やリスク・アペタイトの起点となる情報です。
- こうした比率が各種のストレス・シナリオ下でどのように推移するかを推計・報告することで、規制要件とリスク・アペタイトを遵守しながら、経営資源を有効活用できるよう、統合リスク管理業務を担います。
- また、目的に応じて、スコープや手法の異なるストレス・テストを行います。
- 当初の主な業務は、ストレス・テストに使われるストレス・シナリオの策定、又は各種のテスト結果を集計・分析し、社内外(会議体、規制当局、格付け機関等)への報告書を作成して頂きます。
- この業務を担当することで、規制に加え、野村グループ全体のビジネスや、金融市場、各種リスク指標(メソドロジーや算出プログラム)などの幅広い知識を習得することができます。
- また、経験やキャリア志向に応じて、マーケットやカウンターパーティ・リスクなど、特定のリスク分野の専門性を深めていただくこともできます。
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[成功のカギ] |
- 野村グループを取り巻く環境(規制等)や社内ルール(ポリシー、メソドロジー)の理解
- ストレス・テスト課のグローバルなチームのハブとなり、コミュニケーションを活性化させること
- 部署内外のグローバルな担当者とのネットワーク構築
- 自発的に課題を見つけ解決するなど、前向きで積極的であること
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